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赤ん坊(新生児・乳児)
母乳の方がミルクで育てているよりも排便回数は多くなります。赤ん坊の水分摂取量が減ると、便の回数が少なくなります。便の回数が減っても、吐いたりお腹が膨れたりしなければ問題ありません。生後1から10週ぐらいの時に苦しそうに排便をしますが、これは赤ん坊が力んだり肛門を緩めたりできないからです。しばらくすれば排便方法が身に付くので問題ありません。
便が硬かったり、回数が少なかったりする時は水分やミルクの摂取量を増やしてみて下さい。離乳食を食べている時は水分の補給、食物繊維の補充を行いましょう。ただし硬い便を出した後に出血したり痛がったりした場合は注意が必要です。裂肛(切れ痔)になって痛みを感じていて、それ以降、便を出さないようにしている可能性があります。
小児
小児の便秘は、排便をがまんすることで起こる傾向があります。排便をがまんするのは、肛門痛や下血をこわがっている時や、排便のトレーニングを行っている時、小学校へ行きだしてトイレで排便ができない時などです。がまんしすぎて便をもらしてしまうこともあります。
小児の便秘は、水分と食物繊維の摂取を充分行うとともに、朝食後5〜10分後に便座に坐らせて排便訓練を行うとよいでしょう。心配な場合は専門の病院を受診して相談してみてください。