
腸内洗浄
腸内洗浄にはふたつの方法があります。ひとつは、虫垂や上行結腸の一部を皮膚に縫合し、管を大腸内に入れて液を流す順行式浣腸法。そしてもうひとつは、肛門から管を直腸内に入れて大腸内を洗浄する方法です。大腸内に管や液体を入れるため、腸管が破れる穿孔を引き起こすことがあります。病院を受診して指導を受けてから行わないと危険です。
浣腸
浣腸は急性の便秘には良い治療法のひとつです。特に小児ではグリセリン浣腸が有効です。しかし、浣腸液は高浸透圧で刺激性ですので、長期に連用した場合の安全性は確認されていません。

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